2020年9月より海外展示会・フェア開催がフランス政府より許可されました
フランスでは、Mondial de l’auto, Paris Games Week, Maison & Objet, SIAL等、大きな展示会が次々とキャンセルされる中、「9月1日よりこのような展示会・フェアの開催を許可する」とForeign Trade and Economic Attractiveness大臣により発表されました。
もちろんソーシャル・ディスタンシング等、バリアジェスチャーを尊重した上での話です。
通常9月のパリは、かなり前もってホテルを押さえないと滞在が難しいくらいに国際色豊かに人が世界中から集まります。様々な展示会、見本市、フェアが開催されてかなり活気のある季節です。
というわけで、今年は少し寂しい感じですが、それでもパリ近郊の展示会場で9月だけで40以上のイベント・展示会等は開催されるという方向になりました。キャンセルか決行かは主催者の方針によるようです。
関連業界はかなりの経済的打撃を受け、とにかく経済回復への動きが急がれています。
開催しても集客が可能なのか?
特にインターナショナルな催し物の場合は移動さえ難しいですから懸念材料はつきません。
さて今後どうなるのか?
デジタルフェア等を開催するところもあり、展示会出展者側にとってもビジター側にとっても、今後の流れにどのようについていくか大きな課題となっています。
現在フランスは通常であれば夏のバカンス真っ只中のはず。国外旅行をキャンセルした人も多く、多くのパリジャンがパリで過ごしているように感じます。
バイヤーからはこの時期に多くの問い合わせが来ています。特に今期のバイイングに頭を悩ませていると言います。
この時期、積極的にデジタルを駆使して連絡を途絶えさせないことが大切ですね。
気を抜かず、じっくりこの夏中に”展示会with コロナ対策”に取り組みたいものです。
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