デジタルとリアル:展示会・見本市について
あらゆる分野の大きな国際見本市・展示会がキャンセルになったり来年以降に持ち越しとなっています。年内はやはりこういった大きなイベントの開催は難しいと思われます。
一方、一般消費者として個人的にはほぼオンラインショッピングに傾いています。出かけるより自宅でゆっくりショッピングできるのが楽ですし。今後一般消費者のオンラインショッピングの傾向の増加は否めないでしょうし、販売側としてはECサイトは必須になってくると思われます。
ただし、デジタルマーケティングといえども、BtoBに関してはやはり実物を確かめてからでないと注文に結びつけるのはまだまだ難しいのではないかと感じています。
デジタルプラットフォームから連日多くの問い合わせが入りますが、成約率というのは国際見本市・展示会の限定期間(4,5日間)のそれとは比較にならないです。当然ながらデジタルマーケティングとリアルマーケティングでできることにはそれぞれリミットがあります。だからこそ、この2つは互いに補足的な役割と意味合いを持つのでしょう。
デジタルがリアルに取って代わる… という日もいつか来るのかもしれませんが、いきなりガラッとそう変わることはないのではと思います。
キャンセルとなったリアル展示会のデジタルバージョンの開催が次々と予定されています。
デジタル展示会は
・どんな可能性を秘めているのか?
・優れた点は?
・難しい点は?
デジタル発信に特化して挑むために具体的な課題がたくさん生まれることと思います。今、色々とシミュレーション中にて。9月のデジタルフェアが楽しみです。
一方で、フランス国内にてリアル商談会開催を予定しています。詳細は近日中にお知らせします。
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