EURO MARKET


ヨーロッパ市場について

 

 

1) ヨーロッパ市場における日本製品の可能性

 

UNIQLOやMUJIが日本ブランドとして定着し、漫画、コスプレ、寿司、ラーメン...といった日本の商品・サービス・文化がヨーロッパにおいて定着し、普通になった今日、日本製品は、ヨーロッパ市場にますます受け入れやすくなったと言えます。しかし、ヨーロッパの市場に入りやすくなったとはいえ、まだまだヨーロッパではお目にかかることのない、素晴らしい日本製品が日本には眠っています。ヨーロッパ人にとっての日本製品へのイメージは、優れた「品質」「デザイン」「技術」です。少々高価であっても、差別化出来る新しい製品が常に求められています。

 

 

2) 展示会の存在は非常に重要

 

展示会は、「発注・買い付けする場」です。

メゾン・エ・オブジェ(フランス)、アンビエンテ(ドイツ)等をはじめとするヨーロッパの国際見本市は、ヨーロッパはもちろん、アメリカ、アジアの小売店、卸業者その他の関係者が、目新しい商材を探しに一堂に会する絶好の場所なのです。これらは、ヨーロパにとどまらない世界的な広がりのある展示会と言えます。そして、ビジネスの体制が整っていれば、即注文するというスピーディーな商談が特長です。

 

 

3) ヨーロッパの拠点

 

EU内の関税はほぼ撤廃されており、物流における障害はほとんどありません。EU内で商品を移動させる際は、陸送コストのみがかかるだけです。ヨーロッパ内に代理店を持たないかぎり、日本のようなヨーロッパから離れた国からの出展は、それだけで不利になってしまうのが現実です。さらにバイヤーは、「商品+流通+代金回収システム」が整っていない企業とは取引をしないのも現実です。在庫の有無、運送費用、関税、回収、営業フォロー等の、ビジネス体制の整っていない海外企業と取引をするのは、ヨーロッパのバイヤーにとって大きな不安材料です。どんなに優れたデザイン、品質、技術を備えた製品であっても、その欠点をカバーする事は出来ません。それ故、ヨーロッパ内にビジネスの拠点(=代理店)が必要なのです。

 

 

4) ヨーロッパ市場開拓のステップ

 

①  市場調査
②  商品戦略の確立
③  販売戦略の確立

 

海外市場に進出するためには、まず「市場調査」が重要な第一ステップになります。長期的にビジネスを成功させるためには、不可欠な課題です。このマーケティングを軽視することによって、遠回りしたり、途中で壁にぶつかる日本企業が今迄もたくさんありました。

市場調査完全に行った上で、「ヨーロッパ市場開拓戦略」を作成します。その柱になるものは、まず商品戦略です。「ヨーロッパのライフスタイルに合う商品とは?」「ヨーロッパで売れる商品とは?」をデザイン・色・サイズ・価格・その他の要素から突き詰めていくのが「商品戦略」です。次に、年に数度の展示会出展のみでは、営業フォロー・顧客管理を緻密に行うことは出来ません。年間を通して日々営業・販売活動をしていくことが重要です。そして、さらに売上げを拡大して行くための「販売戦略」が必要になります。

 

国際見本市出展は、海外市場進出への第一歩です。将来をしっかり見据えた戦略・ビジネスの土台を形成した上で出展するのが、ヨーロッパ市場進出への最短の方法と言えます。